⑧退院
退院の前にやることがあります。
長いこと付き合ってきたドレーン君とのお別れです。
手術後、ドレーン君は実質機能してませんでしたが、
万が一穴がもう一度空いてしまった時のためにくっついていたのでした。
管を抜いたら縫わないといけないはずなので管を抜く時も
結構不安でした(ビビっていた)。
外科の先生が3人いらっしゃって、
挿した時同様、病室のベッドで布を被せられて麻酔をブスブス。
「息を吸って、吐いてー、息を吸って、止めて、ハイッ!」
で一気に抜いて、
「はい!すぐ止めて(縫って)!」
パチンパチン(縫った音)
で手際良く一瞬で終わり、痛かったのは麻酔だけでした。
管が身体に入っていた部分は30cm位はあって予想以上に長かったです。
ちなみにパチンパチンというのは多分ステープラーという医療用の
ホッチキスだと思いますが、麻酔のおかげで痛みはありませんでした。
病院によってはここで麻酔を使わないので、ステープラーが
めちゃくちゃ痛いです。シュープリンは次の左肺の手術で経験しました。。
身体はまだダルかったですが、
管や点滴から解放されるのは最高の気分でした。
健康ってほんとに素晴らしい!!